Cotton Mather「Kontiki」97年

オースティンの90年代パワーポップなCotton Matherの代表作な2枚目。どんな音かといえば、ビートレスク(Revolver以降の)、に尽きるでしょう。コピーバンドかよ、というくらい。DIYポップとしての現代的なアティチュードもあり、まったく懐古な感じはしない生命力がある。
プロデュースは、ソングライターのRobert Harrisonをメインに、メンバーのWhit WilliamsとBrad Jones(演奏でも参加)。
で、Harrisonは、今年のピカ一候補(自分的)な、Future Clouds & Radarで復活をとげたわけですが、このころと比べると、音楽的な幅や、こなれた様が数段グレードアップしてて魂消た。出だしは、Jellyfishの2枚目を相当意識している、はず。しかし、オースティン、侮れない。

Kontiki

Kontiki

あ、03年に再発されてたんだ。

関係ないけど、この録音から参加してたGeorge Reiffはよく名前みますね。最近では、Wild SeedsのMichael Hallの録音とか(昨年のJud Newcombがプロデュースしたやつにも参加してた)。