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原田結花のときめきMeet You!でNPO「スポーツ指導者支援協会」をとりあげてる。
不勉強だったが、元WJBL専務理事の海保宣生氏が代表の指導者向けの情報提供や指導をおこなってる団体で、日高千葉大監督、鈴木「バスケットボールの家庭教師」良和氏が参加しており、3者への個別のインタビューが掲載されてる。

海保氏「現在、部活動を指導している先生の高齢化や、少子化に伴い先生の数が減っていることもあり、指導者のいないチームなども多いという実情もあるといいます」

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日高氏「(自分註:地元千葉市の市民大会で140チームも参加してるが多くは協会に所属してないことをうけて)つまりは、(自分註:協会が)把握できてないバスケットボールの愛好家は全国にかなりいるのではないかということです」
日高氏「(自分註:全国の1学年に1-3名くらいしか日本代表選手になれないことをうけて)しかし、それくらいしか代表になれないのに、『実際の指導の場では全員を代表選手にしたいのかなあ?』というような指導をしている気がします」

興味深い活動。以下とりとめなく。
現在の自分の地域での中学のバスケットボール事情はお寒い限りというのは、何回か書きましたが、ある中堅の進学系の私立中の選手(都セレクション候補にもなったくらい)が、地元区立中(豊島区じゃないですが)の上昇志向のスパルタンなチームにはフィットできないから、この学校にきた、みたいなこともあるようで、2極化している。
子供はただプレイしたがっている、と思うのですね。
なにより、プレイしたい子供の受け皿(指導者がいない)がすごく減っていることで、バスケを離れる子供が多いのではないかと思ってます。少子化で生徒数も減った都心の区立中学では、バスケ部自体が指導者がいてバスケ部がある、ということだけでも、学校のウリ(地域で中学を選べるところが多い)ができていいと思うんですけどね。
裾野を広げるというのは、そういうことから始まる、と思うし。

http://sportif-support.net/

追記:このNPOは、バスケだけではないようですね。代表理事に加茂元サッカー日本代表監督、村上元大リーガーがいらっしゃるそうです。

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関係ないが、bjリーグとプロJBLは共存すべきと自分が思うのは、やはり受け入れの窓口の広さ(プレイヤーにとっても、バスケに関わった仕事がしたいひとにとっても)、競争関係による緊張感(プレイスキルというより、チームの存在基盤がJBL側は当面親企業主体から脱却は難しいだろうから、そうじゃない実践を現実に見せ付ける。あとJBLには親方協会意識みたいなもんがないとは思えない)が期待できるから。それから、有望な選手すべてをJBLトップリーグで吸収できない以上、日本代表の裾野を常時広く持ち続けるにもよいんでないの。女子リーグでは代表効果というのは確かにあったからね、実力のある代表はぜひ実現したい。
もっとも、弱いプロじゃ観にいかない、というもあるけど、相対的なもんだと思うけどね。十分なスキルをもったよい試合、よいリーグ戦が平均してみれるなら、スポーツ好きの娯楽として十分ではないかと思う。それがひいきのチームならなおさらだ。