1. 月刊バスケットボール臨時増刊 部活ガンバロ 2 980円
  2. バスケットボール・マガジン・クリニック 9月号 800円
  3. ぴあMOOK The カレーブック 780円
  4. 少年時代 下 ロバート・マキャモン/二宮馨 訳 ヴィレッジブックス 945円

部活ガンバロはなんでしょうね。うちの長男(中三で一応レギュラーでした)の夏は、都大会1回戦敗退で終わって、もう高校(中高一貫校)の練習に加わる感じですが、体力面などで悩んでいたようだったんで、なんか買ってみるかと思った。
立ち読みせすませようと思った、引退した三菱電機コアラーズ橋本和子が表紙のバスケットボールマガジン。コアラーズの石川猛監督による解説記事がかなり面白く購入してもうた。
クリニック誌ということもありかなりつっこんだチームの昨年と今年の戦術について言及している。

昨年のチームについては、センターが弱く(パワープレイよりランニングが得意=山本、横山)、160cm台の選手を同時に2名(安谷屋、橋本。PGはやはり安谷屋を基本に考えていたようだ)使わないとならないという制約から、ガードを得点源とし、インサイド陣はスクリーナとして機能させることを徹底というくだりは頷ける。ディフェンスでは、リバウンドを相手インサイドにとらさないように、ボックスアウトを徹底する、とか(まあ基本だが)。
短いがJALとのエイトクロスの違いの認識も興味深い。そのため、ハーフコートバスケットでは、プラスでオールアウトからのアウトサイドからのシュートを狙うオフェンスパターンとの併用とか。
最後に江口加入について言及し、期待しているとしたうえで、

彼女の加入で、完全に江口選手中心のオフェンスを構築することもできるのですが、しかし、前述したように、昨季のスタイルをガラリと一変する方法はとらないつもりでいます。今年もオールアウトもやりますし、エイトクロスも継続して行うつもりです。

とも。
石川氏は45歳で、代表ACなどもつとめているが基本的に実績としては三菱電機のみなんだけど、よく考えるバスケットボール的なコーチ。バスケのコーチって、まずチーム(選手)があって、そこから毎年戦術を組み立てるわけで。
ところで、表紙にはしっかりと「橋本和子(三菱電機コアラーズ)」とあるけどこの時期どうなのよ。
カレーブックは、東京大人のウォーカーと男の隠れ家の両誌蕎麦特集と悩んだけど、やっぱりカレー好き。