だらだらと。
おきぬけに、クニ河内の「愛はまだ氷りついたまま」77年Bellwoodをきいてた。得意のストリングスを多用したAORサウンド。でも4曲目の野太いドゥーワップ的なコーラスや、そこここに見られるブルージーなピアノに痺れる。泣かせてやろうと思って音楽を作るんじゃない。
それはともかく、3曲目「ひとりの展覧会」で『風よ、吹かないでおくれ。雨よ、降らないでおくれ』と歌われる。つまり、それでも風はふき雨はふる(たまらん)ということだ、などと自明なことを考えてた。
何回も思い出すことは、じゃがたらの曲でつらい現実を歌いながら『心のもちようさ』とリフレインするのがあったが、それは、つらいけど心次第さがんばろうぜ、ってことじゃない。その曲に江戸アケミは「もうがまんできない」というタイトルをつけてること。つまり、そうじゃないんだ、心のもちようさ、なんてことはないんだ、怒れ、ということ。前も書いたなぁ。日記ですけぇ。

ああ、出かける時間だ。