たぶん2時過ぎには寝たと思う。12時前に取引先からの電話(案件が流れた電話だたよ)で起こされ、そのままずるずると布団で仕事して、13時前に起き出す。
Larry Young' Fuel「Spaceball」1976年 Aristaを聴く。ヤングが78年に37歳で亡くなる直前のバンドであるフュエルは、シンセとか多用された、ファンキーなサウンドでこれは2枚目かな。
この録音では、2キーボードと2ギターでのごちゃごちゃした混沌としたアンサンブルに、さらにコーラスやサックスやギターがフィルイン気味に絡んで、すごい厚みを出していて、さらに混沌が増していくといった感じで、さっと聴くと軽いんだが、そうとうにうねっていて快感度高い。ずっと続け〜みたいな。
そう、曲間にちらりっとかじゃなくて、そのアンサンブルだけで9分とかやっちゃうとこが快感なのよ。この過剰な感覚。ないのは、壮絶なキメ→ストップモーションくらいか。そういう意味で、ライナー(原田和典)で、サ・バンド、キャラメル・ママ〜ティン・パン・アレイ、リトル・フィートへの言及があるのも頷ける。ジャム感というか。8曲目はほとんどプログレなジャズ・ロック・チューン。
ライフタイムみたいのを期待するとはずすけど、これは素晴らしい録音。
Larry Young(key)/Julius Brockington(key)/Ray Gomez(g)*1/Danny Toan(g)/Jim Allington(ds)/Al Tockett(ts,ss,fl)/Dave Eubanks(b)*2/Barret Young(perc)/Farouk(perc)/Abdoul Hakim(perc)/Paula West(vo)/Larry Coryell(g)*3。この声はポーラ・ウェストだったんだ。
スペースボール(紙ジャケット仕様)

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紙ジャケがペナペナだが、廉価(2100円)だし、再発はなかなかないと思いますし。

*1:Stanly ClarkやLenny Whiteとか録音多い

*2:Kevin Eubanksの兄弟だかなんだかだったと思う

*3:1曲だけ。その曲は3本ギターになります