リッピングしてある中に、Beaver Nelsonがないな、と思って、CD棚を探すもないことに衝撃を受ける。なにはなくとも「Last Hurrah」だろ、と。誰に貸したかなぁ。というか、Nelsonを借りたいというひとは貴重だが思い当たらない。
なぜか女性SSW特集になって、Neko Case「Canadian Amp」01年、Kelly Hogan「Beneath The Country Underdog」00年 Bloodshotとかを流し聴く。後者の澄んだ歌声に導かれてPeter HolsappleプロデュースのSyd Straw「Surprise」89年へ。
バーズ的なアルペジオとジャングリーなギターのシンプルな編成のバンドをバックに、儚い感じと、キャロルキングのような力強さと不思議に同居している声。当時はこのシンプルなバックにちょっとがっかりしたものでしたが。
そして、Maria McKee「You Gotten Sin To Get Saved」93年へ。Van Morrisonの曲を2曲、Carol Kingを1曲とりあげていて、かなりソウルフルな方向へ振れた録音で、のっけからホーンとコーラス入りのソウル調。ハイライトは2曲目のThemでのVan Morrison曲「My Lonely Sad Eyes」で、素晴らしい歌唱。歌の面では彼女の頂点でしょう。この時期の彼女にはウェスタン調の曲はむしろ退屈だ。
Surprise You Gotta Sin to Get Saved

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McKeeのこの録音、フェイドアウトがはがゆくて、星1つは評価減る、と思う。ソウルやR&Bは、ばきっとと終わらせないとな。

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Grateful DeadやGiant Sandもないことが判明。いったい…