昼から、渋谷で映画。3本。
最初は、シネ・アミューズで、かもめ食堂。今日はのんびりするという決意をそのままに受け止めてくれました。なーんも起こらない映画。料理の動作の端正さ、食堂や部屋のリズム感のある整頓された様子。もたいまさこの礼儀正しさ。眺めていて飽きない。DVDで欲しいくらい。
それにしても、最近みる映画は、画ばっかりだ。もう太い話はそんなに欲しくないのかも。
シネマライズで、ジャームッシュビル・マーレイブロークン・フラワーズ。これも、まあいちいち理屈っぽい感じで進む話だが、なにも起きてないといえばそう。生まれて初めて、トイレ中座して、けっこう大事な場面を見逃したようデス。こちらは、アメリカの馬鹿馬鹿しい話で、端々に、あの国らしいだらしなさ、ビル・マーレイの醸し出すだらしなさ、眺めていて飽きない。
こっちのがうちの生活に近いのはなぜだ。
最後は、ブロークバック・マウンテン。問題の行為以降の二人の半生のつけたし感覚。愛ってよか、仮面をつけた生活の焦燥と、慣れ、とか。面白いのだが、長いです。まあ半生ものだしな。