前日の睡眠不足から、0時すぎには寝てしまう。で、9時すぎに起きる。

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入手の経過はともかくとして、つい注文のBuritto Deluxe「The Whole Enchilada」04年がよい。ルーツロック領域のヴェテラン連中が、カヴァー曲中心で、特にひねりもなくやってるのだけど、「AOR的などまんなかから、ここまで戻している(どこへ)」という感覚がよいな。あまりのひねりのなさに、アマチュアな手触りまで感じられて。
カントリーやルーツロック、ブルースの洗練の先は、AORだったりするのですよ。で、それが過剰になると、もう抜け殻みたいになってしまいますが、この録音は、その洗練がぎりぎりで、よい塩梅です。コンテンポラリーなカントリーよりのSSWが、逆に過剰にルーツ寄りなのに比べ、いい対比になってる。本来T-Bone BurnetteやSteve Earleの音楽はこういうものだったように思うんだけど。
The Whole Enchilada