トヨタ自動車アルバルク、連敗で5敗目

JBLスーパーリーグトヨタ自動車アルバルクは、三菱電機メルコドルフィンズと対戦。接戦を落とし、今季初の連敗を喫しました。これで三菱電機が首位に、そしてトヨタは勝率でパナと並ばれ2位落ちです。数字を追う気力もないが、だいたいほとんどイーヴンなのだから、接戦なのだ。こちらのエラーも多くはない(ORも放送のイメージと違いそんなに差はない)。
スタメンは、[1]キャンベル-[9]折茂-[12]拓馬-[13]オバノン-[45]古田と今季初の布陣。意図がちょっと読めないが、高橋温存なのだろうか。前半は僅差だがリードを保ち、3Qに逆転から最大9点差まであけられつつも、残り3分を切ってから追い詰める。が、攻められ気味に逃げ切られてしまう。
3Qのオフェンスのリズムが全然トヨタのリズムじゃない。それにつきるのではないか。リングに嫌われているときこそ、丁寧に攻めるべきだった。
追う立場に変わったといえ、まだ時間もあり決定的な差は試合全域でなかったといっていい。3Q後半に、4Q後半にみせたじっくりと丁寧な攻撃の姿勢がみられず、アウトからぽんぽん妙に早いリズムでいっていたように感じた。
しかし今回放送でじっくりみれたが、三菱電機の3人のビッグマンはマジ脅威。いつものディフェンスでも、その高さの差をカヴァーできないのは明らか。そして、この連中相手だと、半田も宮田も使えないのが痛いし、高橋やオバノンにファウルがかさむのもやむをえない。古田は、OSG時代からハニーカットの壁を越えられないし。
また、柏倉のコントロールが見事で、終始、試合のペースを自分たちのものとしていた。だいたい、三菱電機とはシーズン前半では五分の星だが、実際は三菱電機側がフルで戦っていない試合もあり、攻略方法は未知数だったのは否定できない。
しかし、この壁に、正面からぶつからないで、すますことはできるのか。トヨタがファイナルに進むことがあれば、相手は、必ず三菱電機だ、ということを確認した試合だった。
http://www.jbl.or.jp/boxscore/2006/boxscore.php?gn=20070121toy-mit