小さい

午前中は、取引先の新しい担当者と打合せ。仕事の進め方になんか感心されたけど、小さい会社だとあたりまえのことだと思います。

  1. 仕事を分割すること。結果が確認可能な大きさに分割すること。そのための時間コストは惜しまないこと。また、その時間コストを含めて全体の時間を見積もること。結果を確認する方法を明確にすること。
  2. できる仕事だけすること。そのために、期間規模と金額コストで制約をかけること。なお、技術的な不可能性(能力の問題も含む)については、みればわかるのだから、特に考えない。微妙な線は、安く、失敗してもいいように算段すること。
  3. つまり大きな仕事は請けない。大きな、というものの基準を明確に持つこと
  4. つまり高額な仕事は請けない。50万円×20も1000万円×1も、同じ1000万、だぴょん。
  5. 出元に確認すること。知ってるやつはどいつだ、と決めるやつはどいつだ、を明確にして、そいつらに直接コミットできるようにすること。
  6. 人月での見積もりは死んでもでない。それで納得しないやつがいたら会わせてください。自分が説得します。そうじゃなきゃやんない。
  7. 発注元は、これに対して困らないようにするには、コンペにすればよい。指名発注はやめれ。小さい金額のプロジェクトで、自分のとこのプロジェクトにいくらまで出せるか、が明確じゃないプロジェクトなんて、そりゃ発注者の能力が疑われる。一番よいのは、指値で「これでこれ作れる?」ってきいてみてください。
  8. 仕事は分散すること。売上または作業時間の全体の20%を超える取引先はつくらない。閾値を決めて、年度でそれを越えるなら、受注は控えめにする。
  9. 技術的能力の最低限を定義して、それをクリアしていることを基準とする。うちにあまり高度な要求はすな。金額と時間コストの低い、技術的に簡易な、代替案も提案すること。
  10. 捨ててもいいものは、安くつくること。長く使おうと思っても、ほんとに長く使うかよく考えること。

ってとこですか。