小さい
午前中は、取引先の新しい担当者と打合せ。仕事の進め方になんか感心されたけど、小さい会社だとあたりまえのことだと思います。
- 仕事を分割すること。結果が確認可能な大きさに分割すること。そのための時間コストは惜しまないこと。また、その時間コストを含めて全体の時間を見積もること。結果を確認する方法を明確にすること。
- できる仕事だけすること。そのために、期間規模と金額コストで制約をかけること。なお、技術的な不可能性(能力の問題も含む)については、みればわかるのだから、特に考えない。微妙な線は、安く、失敗してもいいように算段すること。
- つまり大きな仕事は請けない。大きな、というものの基準を明確に持つこと
- つまり高額な仕事は請けない。50万円×20も1000万円×1も、同じ1000万、だぴょん。
- 出元に確認すること。知ってるやつはどいつだ、と決めるやつはどいつだ、を明確にして、そいつらに直接コミットできるようにすること。
- 人月での見積もりは死んでもでない。それで納得しないやつがいたら会わせてください。自分が説得します。そうじゃなきゃやんない。
- 発注元は、これに対して困らないようにするには、コンペにすればよい。指名発注はやめれ。小さい金額のプロジェクトで、自分のとこのプロジェクトにいくらまで出せるか、が明確じゃないプロジェクトなんて、そりゃ発注者の能力が疑われる。一番よいのは、指値で「これでこれ作れる?」ってきいてみてください。
- 仕事は分散すること。売上または作業時間の全体の20%を超える取引先はつくらない。閾値を決めて、年度でそれを越えるなら、受注は控えめにする。
- 技術的能力の最低限を定義して、それをクリアしていることを基準とする。うちにあまり高度な要求はすな。金額と時間コストの低い、技術的に簡易な、代替案も提案すること。
- 捨ててもいいものは、安くつくること。長く使おうと思っても、ほんとに長く使うかよく考えること。
ってとこですか。