週末

ぶわー、なんか多忙で更新忘れてた。いよいよ今月後半の仕事とライヴラッシュがはじまってます。混沌としてます。

金曜日は、思い切って、国立NO TRUNKSで、松風鉱一(as/bs/fl)カルテット。加藤祟之(g)、水谷浩章(b)、外山明(ds)のレギュラー陣に、この日は最初から太田朱美(fl)参加。いつのまにか、水谷がリズムを刻み始め、外山/加藤の飛び道具組が絡んできて、曲が立ち上がる。そこに、またふわふわと松風がテーマ、という感じ。ラテン風から、カンタベリーか?といったリズムが文字通りベースを作り、自由にのっかったり降りたりする音楽。さらに駆け上がるようなソロや、松風との即興でのハーモニーと、太田もメンバーみたいな活躍。すばらしい。
このグループはジャズ好きじゃなくても、絶対いけます。
ところで、終演後に太田さんにきいたら、リハなしでぶっつけ本番(たぶん店にきて、水谷さんに挨拶してから共演決めたんじゃないかな)、その場で譜面見てつけてた(意訳)とのことでした。うーむ。ステージで焦ったとことか?ときくと、外山さんが演奏中にギョロリと圧力かけてくるのが、焦った(意訳)とのこと。キュートなひとデス。

ゲストハウスで昼寝 Guesthouse De Hirune

ゲストハウスで昼寝 Guesthouse De Hirune

RISK FACTOR

RISK FACTOR

土曜日は、金曜日に早退した関係の残務を対応。ひたすらコードを書く。
日曜日は、午前中オフィスまでいって、MacBook持ち帰り、一日コード書く。秋葉原は今日も平和そうでした。
月曜日は、西麻布スーパーデラックスで、ICPオケ。Misha Mengelberg(p)にHan Bennink(ds)、Ab Baars(reeds)、Tobia Delius(reeds)、Michael Moore(reeds)、Wolter Wiebos(trb)、Thomas Heberer(trp)、Mary Oliver(vln,vla)、Tristan Honsinger(cello)、Ernst Glerum(b)。予想通りな展開だが、予想以上にすばらしかった。ピアノ妖怪然としたMisha、観客をすぐに虜にしたHanをはじめ、やっぱりこのオケはヴィジュアルがすばらしい。コンポジションが重要で、その枠の中での(といっても枠もがらんとしてるが)即興だが、そのコンポジションの部分が、戦前/戦中のジャズや、欧州的なカーニバルやマーチのようなテーマをモチーフにしてあって、それが楽しいし、それからの逸脱も楽しい。一方で、弦の響きに溺れるような小品や、小編成でのモダンジャズ解体プレイも楽しい。で、1曲目のアメリカ的と感じた構成的な楽曲が、最もよかったな。この曲、最近のCDで聴けるかな?