到着

Rhys Chatham/"Angel Moves Too Fast to See" Selected Works 1971-1989 -- $65.98

ASIN:B00006WL0G

18日に発送通知がきたから、1週間。チャタムは、ミニマリストであり、トニー・コンラッドとかといっしょにやってたひとで、またNO WAVE期のNYシーンでは、エレキギターを自ら操って、グレン・ブランカとかと方向性の似ている、さまざまなチューニングのエレキギターによるアンサンブルとかやってたひと。CD3枚組みと130ページ以上の厚いブックレット入り(コンラッドやリー・ラナルド、ロバート・ロンゴが文章を寄せている)のBOX仕様。有名な77年の「Guitar Trio」も含まれている。
以下この盤についての情報が少ないので収録曲など記述しておく。

Disk 1

    • 1. Two Gongs (1971) 61:39

初期のミニマル・ドローン(と、いっていいと思う)もので2つのゴング(楽器の中国銅鑼)のためのコンポジション。チャタムとフルクサスに参加していた(よな)日本人Wada Yoshimasaによる演奏。

Disk 2

    • 1.Die Donnergotter (1985) 21:48
    • 2.Waterloo, No.2 (1986) 7:57
    • 3.Drastic Classroom (1982) 7:49
    • 4.Guitar Trio (1977) 8:11
    • 5.Messacre on MacDougal Street (1982) 18:42

エレキギター期の作品集。1は6本のエレキギターとベース/ドラム、2は3本のトランペットと2本のトロンボーンに打楽器、3は4本のエレキギターとベース/ドラム、4は3本のエレキギターにベース/ドラム、5は4本のトランペットと3本のトロンボーンとチューバとドラム。パーソネルにあまり意味はないが、トランペットでベン・ニールやオル・ダラ、ボーンにジョージ・ルイス、チューバにボブ・スチュアート、ドラムにアントン・フィアの名前が見える。

Disk 3 An Angel Moves Too Fast to See (1989)

    • 1.Prelude 7:36
    • 2.Intro 5:06
    • 3.Allegro 8:39
    • 4.No Trees Left: Every Blade of Grass Is Screaming 6:35
    • 5.Adagio 14:48

これが問題の作品で、100本のエレキギターにベースとドラム。

まだ、Disk 1しか聴いてないのだが、決してありきたりではない。うまい言葉がでないが、すごく面白いと思う。銅鑼によるドローンって音の帯域が広くてすっごく表情がある。これは当面一所懸命理解するために聴く必要がありそう。まとまった感想は後日。