お風呂からでて、(まだ聴いてなかった)戸田誠司「There She Goes」を聴く…
There She Goes
…んーとね。竹村延和FenneszDJ Klock、MoM…とは違う。あたりまえ、だ。
リズムがぐっとシンプルだ。で、音響じゃなくて音符もの。ど真ん中がボーカルとギターだ。すっごく嬉しい、感じがする。超コンテンポラリな歌もの。6曲目「Look」みたいな曲がもっと聴きたいな。ウィアード・ポップ、いいますか。
でもこの「なつかしさ」はなんなんでしょう。RCの曲やってるからじゃない、よ。
この盤にも関係あるけど、もうエレクトロニカなものって「なつかし」効果ものになってる。すでに、あの遠いとこでモコモコと鳴ってるドラムとジャングリーギターから、そっちへスイッチしてる。自分だけ、ですか。そうですか。
インスト曲が潔すぎる。こういうフォーマットでさらに、バックトラックと対等なボーカルとからめたのが聴きたいです。先生。

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もうちょっと追加。

RCの「スローバラード」カヴァー以外に2曲しか日本語詞がないのが不満だよ。「Look」はちょっとノベルティっぽい作りだし。「スローバラード」と8曲目「水色」みたいな奇跡的な歌唱をもっと聴きたいよ。「水色」に出てくるNefertitiって、文脈的にエジプトの王妃のことじゃないからたぶん、マイルス、だ、よね。ASIN:B00000DCH0
アルバムのトピックな「スローバラード」は、歌詞とはうらはらに先の不安感いっぱいな歌唱で、このアルバム全体の印象でもあって。同じ夢をみたよね、たぶんそうだよね、って確認されてるような気持ちになりましたー。って、自分だけ、ですか。そうですか。
寝たほうがよさげ、だ。体調悪いし。