The Comas「Conductor」がピンとこない。が初回聴いたときから、切ない部分があり、ちょっと手放せない。切ないなんてよー、40歳のおっさんがもつ感情じゃないぜ。
エレクトロニクスは後退(というよりかなりベーストラックにもぐりこんでる。以前のきキラキラした感じじゃない。あとわざと80年代風なシンセ?)、ギターも凡庸(アコ多い)。先端なー音楽ぅーとしては、まあ、いかがなものかと。いや、後半にアンビエントな展開がベターと。

で、メロディと声ですな。特に声。昔からそうだが、極まったときの絶叫調の泣き声だもんな、この坊や。そこに舌足らずなガール・ボーカル。まあ、ファンには推薦だけど、そんなに期待するほどでもない。

もうちょっと時間をかけてこなれてみる、か。好きなものはしょうがない。3曲目はかなりよい。このバンドでしか聴けないし、こいう気持ちにならないよ。
あぁ、このサビでのマイナー→メジャーのコードチェンジが…

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で、DVDを観る。リージョンはフリー。全曲に映像つけてる。統一された、モノクロームで、実写とアニメーションの合成でさらにデジタルでいじってる。ストーリーがあるようにみえるけど。SFっぽいけどよくわかんないや。

あれ、5曲目、字幕が日本語ででてる…。

「攻撃!攻撃!奴等は攻撃しない。奴等は我々みたいじゃない」これが爽やかな気がするくらいのメロディで、リフレインされてゆく…