id:caz:20041024で言及した関西のタブ・オーケストラ、Vermilion Sands at 新宿D.O.M.。ひとりで。
前売り2300円に1ドリンク500円。19時開場が30分ほど遅れ、19時30分過ぎになかにはいる。スタンディングの狭いフロアとステージ。今日のライヴの録音をCD-Rで送ってくれるとのことで送付先など中でノートに書く。20時10分過ぎのスタートまでにオーディエンスは40-50人くらいだろうか。ほぼ満員か。

音については、言及が難しい。圧倒的な音楽。メモ的に書くけど踊りにはいったり頭ブンブンしてたりで細かい記憶はとび気味です。

2ドラム、2ギター、Keyとエフェクト(ステージでエコーもリヴァーブもコントロールしてる)、ベース(アトランシアの2弦*1)、クラ/サックス/スネア/ヴォイスの7人。そしてポルナレフ氏の強烈なナレーション。
エコーに包まれた音の壁のむこうから、最初はミディアムなダブチューン。ラリーズ的だがもっとタフ。ヘヴィーでノイジーで美しい。もうここで自分はやられて踊りにはいってしまってあまり冷静に記憶できてない。つづいて、アシュラ的な感触もあるイントロダクションからスペイシーな高周波フィードバックギターが延々と続く場面。直後アップテンポな轟音ファンクチューンで熱狂。頭の中白くなる。これが終わり、圧倒されてたオーディエンスからやっと拍手と歓声が出る。少しインターバルをおいて、ソリッドなレゲエ。そして、アフリカ的な高揚するパーカッションから、ストイックなファンクへ次第に変化し、さらにシスターレイ的加速と混沌(もっとタフだけど)。このまま、ライトが消え、さらに延々とノイズ…

21時30分くらいまでの短い時間だったが、濃密な時間だった。どの曲もやり終わるまでやる、というくらい延々と。ヘッドミュージック的か、という懸念も少しあったんだけど、もっと肉体的で、祝祭的。めちゃめちゃかっこいい。
ミュージシャンに感謝。id:kuropostさんにも感謝。

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  1. Vermilion Sands T-Shirt M 2000円
  2. ビール 500円

会場で購入。
追記:終わったあとさすがに足にきて(年齢的理由)立ち去ることができず、会場でビールを飲みながら一服してたんだった。

*1:終わったあとメンバーのひとに確認した。http://www.cnet.ne.jp/atlansia/。ここのDUALISTというモデルかな