到着

  1. ディープ・ソング [CD] カート・ローゼンウィンケル ¥2,548 asin:B000793B9Q

一昨日注文したもの。05年Verve。
新しくねー、有名どころのアドリブ合戦か、などと思いながら一応聴いてると、やはりギターが主役で、アバクロ、メセニー的世界(それほどコンセプチュアルではないが)が展開されてる。メルドーとレッドマンは脇役に徹してます(ソロらしいソロがあるのは数曲)。
ローゼンウィンケルのギターの音色は丸く、ディレイを駆使してひたすら滑らか。自分のギターにあわせてスキャットしたりするところは、面白いな。
アップテンポでガリガリガリって感じじゃなくて、ミディアムからスロウの歌うことが主題のようで、5曲目のハードバップ的なやつもそれなりって演奏。6曲目みたいな欧州風なミステリアスな感じが悪くない。2曲を除きオリジナル。テンポチェンジとか多用してて曲としては面白い。
Kurt Rosenwinkel(g,vo)、Joshua Redman(ts)、Brad Mehldau(p)、Larry Grenadier(b)、Jeff Ballard(ds)、Ali Jackson(ds)。ローゼンウィンケルは米国人だったんだ(母はノルウェー人、父はドイツ人だが)。


誉めてんだか、貶してんだか。

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あ、ラスト10曲目みたいのもっと聴きたい。今は73年か、みたいなブルースソロ回せ回せといった音ですけど。