昼過ぎから打ち合わせで田町へ。定食屋でとんかつ。850円。まあ場所代が多分にある価格。戻ってきて、先週たまりにたまった聴いてないCDを解消するべく努力。
Mal Waldron Quintet「Crowd Secne」89年Soul Noteを聴く。89年って絶対こういう年じゃないんだけど、ジャズはこういうところで黒くねっとりと輝いていたんだ、という録音(ニューヨークで杉山和紀さんがエンジニア)。マルとリズム隊(マルの常連のエディ・ムーアに、レジー・ワークマン)が生み出す、偏執的なダークな繰り返しに、ソニー・フォーチュンとリッキー・フォードのフロントが精根尽きるまでといった勢いでからんでいく。25分以上の曲が2曲という構成で聴くほうの体力も消耗する。繰り返すが89年という録音年度が凄まじい。
Tim Buckley「Once I Was」99年Strange Fruite。BBCで放送されたライヴ録音をコンパイルしたもの。74年のソウル/R&Bシンガーとしての2曲(ドラムはイアン・ウォーレス)、68年の2ギターとボンゴだけの感動的なフォーク期のPeel Sessionから5曲。最後に12分の68年のジャズ寄りのライヴ録音。

Crowd Scene Once I Was