さっそくきた、Keshavan Maslak「Loved By Millions」1980年Buma/Stemraを聴く。Keshavan Maslak(as,b-cla,fl)で、ドラムはSunny Murrray、ベースはJohn Lindbergで、ブルージーな、しかしいかにもロフトジャズ末期的な音楽。録音はロンドンだけど。
リズムはかなり柔軟だが、不安にならないのは、Maslakの自信に満ちた音の押し出しのせいか。テーマからアウトになりつつももちなおす様が、ちょっと、Henry Threadgilっぽい気もする。ベースのブルーさが、音楽を底支えしている。Maslakの作曲集といってもよいような感じ。テーマはかなりベタだが感動すら覚えるような哀愁があり、不思議とロック的な感じがする。これは良録音。
Loved By Millions

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で、AirAir Song」1975年Whynotを聴き返したら、5倍(当社比)ほど凄かった。すまんかった。Steve McCallのドラムが凄い。でも「Leved〜」の評価も変わらず。