ジャズっていうのは、要は即興を主体とした演奏法(方法ね)のことであって、なので語法は重要になるわけです。さて、アイラーやコルトレーンのあの演奏を聴くと、非常に感情とか(人間とか人生とか生活とか政治とか)そういう面でクラシック・ロックなひとは捉えてしまいがちですが、例えば、80年代のデヴィッド・マレイとか聴くと、まさにあれは語法として、ジャズに獲得されたものなんだ、というのがよく実感できます。
それだけー。