試合が終わって、22時前くらいにやっとチェックインして、即座に夕飯を食べにいく。時間があれなんで居酒屋で適当に。戻って、ホテルのLANのセッティングとか、荷物の整理とかして、24時前にはもう寝る。試合中、うっつらうっつらしてたし、明日はコンディションよくないとね。
で、10時すぎまで寝る(仕事はどうした)。

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世界バスケ。いよいよ始まりましたが、いやぁ面白い試合ばかりだ。このグループCでさえ。というよりグループCは、間違いなく面白かった。まあ、だらだらと。
最初の試合開始が13時半なんだが、なんかセレモニーでもあるかなと思い、早く(11時前)にいってみたが、開場は12時からだったよ。炎天下行列作って1時間以上はけっこう厳しい。でも、会場時には、数百人は並んでいたでしょう。浜松はブラジル人コミュニティがあるので、応援も派手でしたよ。
試合開始時には、だいたい7割くらいは入ってたかと思う。招待席はけっこう空きが目立ったな。
第1試合は、けっこうハイライトのひとつともいえる、米予選優勝のブラジルとオーストラリア。派手な鳴り物部隊がいて会場のあちこちに陣取ったブラジル応援に対して、オーストラリアはひとにぎり(しかし善戦してた)。結果は、83-77と僅差で(予想外に)オーストラリアだが、観客からみて、面白い試合だった。
ブラジル。NBA PHX在籍の[8]バルボサ、ESPNリーグ在籍の[9]ウエルタス、[10]ガルシアと、同じくらいの速度とスキルを持ったよいガードがそろったチーム。特に、[8]、[9]のガードと、NBA CLEに在籍のセンターでかいフォワードの[11]ヴァレジャオ印象に残る。[8]が1番やるより2番に回って、[9]がPGやるときが一番動きがよかった気がした。
全体的に、両サイドを広く使ったオフェンスで、ディフェンスを翻弄し、しかしフィニッシュに入るや、[11]を中心に、数人がパラレルに切り込んでくる。で、さらに、そのままフィニッシュしないで、もうひとトリックあるようなオフェンス。[11]はただでかいだけじゃない。楽しい楽しい。アニメを見てるような気持ちになる。どこまでパターンでどこから即興なのか。このブラジルのオフェンスは絶対さいたまで観たいとこデスよ。赤丸。
しかし、この試合は、ブラジルのプレイにほわ〜んとしつつも気がつくと、あれ点差離れてないじゃん、というより少しづつ離されてるじゃん、みたいな。BOX出てないんであれなんだが、オーストラリアの3ptが入りまくった記憶あり。あとはブラジルのシュートミスがらみやターンオーバーでせっかくのリードをQの最後まで維持できてないという。4Qの追い上げのときのシュートミスの連続も痛かった。

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第2試合。欧州優勝のギリシャカタールギリシャの応援団も太鼓いり(指定席でそれはどうかと思うが)でそれなりの人数がいたが、カタールは皆無なもんで、会場が肩入れしちゃったね。いい観客です。
まあ、はなからカタールが勝つとは思ってないんだが、1Qのギリシャのオフェンスの悪さに大量差がついて青くなる。会場は逆に盛り上がる。カタールは、やはり背の高さとジャンプ力にものをいわせてオフェンスは強い。
ただ、ギリシャも、オフェンスはフィニッシュまでいっており、いわゆるリングに嫌われ状態があまりにひどいだけで、試合中の早い順目で調整ができれば、一挙に盛り返してくる予想。で、2Qにはそれが戻ってきた。さらに、カタールの弱点のガードや、ボールハンドリング能力をオールコートで徹底的につかれ、8秒(ボールをフロントに運ぶ制限)や5秒(スロウインの制限)のバイオレーション続発で、一挙に逆転してました。以後もそれが続く。
しかし、会場はこれでさらにカタール側に回ってしまった感じ。おかげか、4Qには一時期5点差まで詰めることがあって、このときは、思わず自分も応援してしまいましたよ。日本人の血でしょうか。
ギリシャは、ルーティンをしつこくやることができるし、それを自由に変更することもできる印象。派手さはまったくない。実際のとこは、今日のリトアニア戦で確認します。やっぱり23日のブラジル戦が観たかったなぁ。

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第3試合。FIBAランキング4位のリトアニアと、欧州予選落ちでオクァーもターコルーもいないトルコ(次回開催国なのでワイルドカード出場)じゃ、これも結果はわかってそうなものだが、今日一番盛り上がった試合になりました。今日最大の応援団を送り込んでいたリトアニア(太鼓3台に他の鳴り物に巨大国旗)に、ブースが出てる関係もあるのか、トルコも人数はそろえていた上、ブースで次回開催アピールのために配ってたグッズの影響か、会場はトルコびいき多し。子供とか。
全体としては、ガードの[8]グスタス[6]マシャウスカスのもぎとるような得点力やボールのコントロール能力を中心としたリトアニアのほうが押している印象があるが、これも得点差がつかない。
両チームとも厳しいディフェンスを試合を通じてやっており、オフェンスはしかしそこに果敢につっこみ、ねじ込んで得点したり、フリースロウをもらう。これの応酬が続く。ガチンコの殴り合いな感じ。
最終的には、ファウルアウトこそいないが、例えばリトアニアの最後にコートにいた5人のうち4人が4ファウル状態。トルコの勝利得点もフリースロウだった。リトアニアは、終盤のフリースローの連続ミスが響いた形。最後までまったくわからない試合だった。試合終了時のトルコチームや応援団の喜びようが印象に残る。

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BOXみないで印象だけですが、かようにグループCは面白いですよ。試合をみれるのはあとは今日だけ。これから会場に参ります。
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