「ニュー・ワールド」

コードを書きながら、日本語吹き替えにして、テレンスマリックの「ニュー・ワールド」。また、不良兵士が主人公かよ、と冒頭思う。リアルで美しい映像。でもドキュメントではなくファンタスィなんだ。美しいだけでなく記号的でもあり、意味は無意識下に染みこんでいく。広角での草むらで進む人の配置位置とかたまりませんな。短いカットをつなげて流す上にかぶせた独白。「シン・レッド・ライン」のまま。
おおまかにいうと、ポカホンタスの物語だが、ディスコミュニケーションに始まり、登場人物は悲しく流されていく。そして最後はなぜこうなるのか。「シン〜」でもそうだが、感情移入はことさらできない。
もいっかい観よう。