スーパーリーグファイナル、トヨタ自動車アルバルクが優勝で連覇・二冠達成

JBLスーパーリーグ。ファイナル第3戦。トヨタ自動車アルバルクは、三菱電機メルコドルフィンズに勝利。3連勝で、優勝。昨年に続き連覇達成です。そして、全日本総合とあわせ二冠も達成となりました。おめでとうございます。
試合は、1Qこそ「お」と思わせる展開でしたが、いやぁ三菱電機のチェックのゆるさはあまり変わらなかった。シーズンでの三菱戦や、セミファイナルでのアイシン戦のほうがきつい感じだったようにも思う。
あまり、感想がわかないのが不思議だ。メルコは、まだ若い、という実感か。ロイブルHCのしたたかさも印象に残る。
トヨタは、スーパーリーグの初代王者、そして最後の王者となったわけです。来シーズン、日本バスケットボールリーグでは、シーズン前のカップ戦も含め三冠が目標となります。
来シーズンは、大学リーグの黄金世代が大挙してリーグにやってきます。勢力図も大きく書き換わるでしょう。トヨタも変わらないとならなくなります。
特に08-09シーズンからのオンザコート1では、外国人ガードの起用は諦めざるを得ないでしょう。PGとのコミュニケーションの問題から、外国人HCも冒険となるのかもしれません(宮田は英語どれくらいできるんか?)。昨季のドロンと同様、今季のルーも反則みたいなもんだったといわれそうですね。でも、彼らに対応できないトップリーグという現実は、どう乗り越えるのでしょうか。試合の放送はご覧になりましたか?
常に問題提起がされた状態で、それを解決するように動いていくのが理想だと思うのです*1。リーグが、単に日本人選手の雇用枠確保だけを目的としてはいけません。
さようなら、スーパーリーグ。いままでありがとう。こんにちは、日本リーグ。これからもよろしく。

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第2戦までの分析を小永吉氏が書いている。自分とだいたい同じ意見。しかし、そうかー、秋田は寒かったんだ。シュータは大変だな。
http://www.basketball-zine.com/bb/archives/2007/03/post_153.php

*1:特殊なことだが、外国人選手ひとりごとに試合あたりのプレイタイムを制限するとか方法はあると思う