オフィス周辺をぷらぷらして、ふと蕎麦屋をみつけて入る。駿河台交差点のとこをお堀のほうへ曲がった先にある、そば処 錦。
もう15時くらいだったもんで、客もおらず、ふだんはレジで先払いのようだが、カウンターの中で直接払う。もりそば600円。構えは、洒落た和風居酒屋といった風情で、立ち食い。でかい木製テーブルの上に、蕎麦湯のポットと、大盛りの天かすがどん。生たまごは無料で自由にとってよいようだ。
時間がけっこうかかるので、わりと手持ち無沙汰で困ったあたりで出てくる。カウンターまでセルフで取りにいく。で受け取って量の多さに肝をつぶす。また田舎風の極太の蕎麦。直径が4ミリくらいありそうだ。それがぶっかけ用の陶器の皿に大盛りです。大振りな陶器の椀に入ったつゆは、濃いがほどよく甘みがあり、刻み海苔に山葵に、つゆにすでに投入された千切り状の長ネギが薬味。
極太すぎて、ふつうの感覚で手繰って食べると、一息に食べられない。2本3本を手繰って、よく噛んで食べます。正直に噛んでると顎がやられそうな勢いだが、まあ蕎麦好きの極端な夢が実現という世界です。美味い。最後はちょっと飽きたので、天かす投入して冷やしたぬき風にして、2度美味しい。卵もあわせれば、もりそばで3度美味しいも出来ると思う。
帰り際に尋ねると、400グラムだそうです。そんなの聞いたことない。大盛りだと600グラムとかか?
かなりな特殊蕎麦屋だと思うが、これはまた行くな。