短信

  1. いまJBLに望んでいるのは、入場者数の発表。bjは、たとえ600人しかいなくても、きちんと発表してるよ。少なくたってしょうがないじゃないか。そこから問題意識が共有できるというものさね。裏方も、ファンも、フロントも、選手も。
    1. あと、会場で買うもの増やしてくれ。ほいで飲食も開催チームのあがりになるようにしてやってくれ。要望があったら、じゃなくて、欲望は作るもの、でしょう。
    2. こないだの代々木第二のOSG戦は、またしても母校の中学のチームがOSG側で応援してたな。それでもいいんや。招待でもいいんや。
    3. でもなんか、20歳代女子が多かったように思えました。あなたも、彼女を連れて代々木第二へいくべき。でも、今週末は前売り売り切れだが。混合ダブルヘッダだが入れ替えとかあるの?
  2. 今日聴いたもの
    1. The Mothers「Fillmore East - June 1971」Flo & Eddyがフロントのマザーズはほんとに好き。ブルース基調だが、そういうつもりで聴いているとかなり突拍子もなく、あれよあれよと変化していく。これがマザーズの醍醐味です。
      1. 関係ないが、カントリー/ルーツロック方面で聴きたい企画というのがあって、1曲1分で50曲入ってるようなコンピ。1分という制約だと彼らはどうするだろう。いや、わりとワクワクするんですけど。
    2. Boxhead Ensemble「nocturnes」Souled AmericanのScott Tumaがかつて参加していた90年代シカゴのジャズ領域の音響重視系のチェンバー音楽のアンサンブル。この昨年の録音ではFred Lonberg Holm(cello,harmonica)とMichael Krassner(g,org,manupilation)の2名だけに、Jacob Kollar(perepared g)とFrank Rosaly(perc)という編成。ゆったりとした曲調と豊かなリヴァーブ。マニュピレーションのせいでエレクトロアコースティックな傾向になっているが、端々にフォークからの影響が強くみてとれて、独自な味わいがある。これは素晴らしい。
    3. Terrytory Band-6 with Fred Anderson「Collide」シカゴのリード奏者Ken Vandermarkが主催のアヴァンなビッグバンドの、1929年生まれのAACMの猛者を迎えての今年作。昨日ユニオン御茶ノ水ジャズ館で買いました。このシリーズは2枚持ってるが、いつもどおりなかっちりとしたジャズマナーとフリーな混沌と。今回は静寂なドローン主体の演奏はなしで、かなり熱い。
      1. 関係ないが、OKKAってミルウォーキーのレーベルだったんだ。シカゴかと思ってました。
    4. Joe Ely「Silver City」ポストアウトローカントリーというか、ポストパンクカントリー*1ですらあるJoe Elyの本人の自主レーベルから今年でた2枚のうちのひとつ。これは、Joel Guzmanのアコーディオンと本人(g,harmonica,perc)だけの企画で、ゆったりと御大の声と曲に浸るというものだが、これは壮絶に素晴らしすぎ。曲が猛烈に光り輝いている。俺は猛烈に感動している。なんかこの2名でのライヴ録音の企画もあるとかないとかで、それすごく聴きたい。もう本も買うしかないでしょうか(邦訳なし)。
      1. ジャンルに関係なく、ポストパンク期の音楽、というのが自分のテーマであると思ってますよ。ジャズやカントリーにだって、ポストパンクはある。米国では、78年〜と89年〜と2回あったわけです*2。altカントリーは、80年代初頭から作り上げられたインディー音楽ネットワークによる意識の変化で、本来カントリーやフォークが持っていたDIY的な性格の復権であったと思ってます。だから、音楽ジャンルじゃないんです。俺もなんか音楽やんなきゃって、そのとき沸騰したのが、米国白人がローカルに培ってきたカントリーやフォークの音楽であったのは当然だったかと。パンク的なカントリーではなく、ポスト(2回目の)パンク的なカントリー、という解釈。とかなんとか。

*1:自分用語

*2:自分理論