いちにち

  1. 朝を遅く起きて(8時半くらい)、大雨なので仕事にいく時間を遅らせることにする。
    1. 12時から監視作業があるので、それが完了するまで。
    2. 無事終わり、オフィスにくると、The Band Of Heathensがアマゾンから来てた。
      1. が、今日はBoDeansの新作をちゃんと聴こうと思って、行きの電車でも、過去作(といってもデビューから4作品だけど)を聴いていたので、あとまわし。
    3. 小さい機能の積み上げと、大きな機能を最低ひとつ今日はやることを決意。
      1. とはいえ、夕方から取引先で打合せ。
  2. BoDeans「Still」。80年代から90年代頭にかけてよく聴いていた、ウィスコンシンのグループ。まあ、基本的に、Sammy LlanasとKurt Neumannのふたりのソングライター/ヴォーカリストのバンド。90年代後半にはもうリリースはなかったと思ったけど、04年すぎたあたりから復活したのは知ってたけど(ディスコグラフィをみてたら昨年だが出たライブ盤は01年録音だったから、活動はしていたわけだ)。また別な20年選手、なわけです。
    1. 1枚目と同じT-Bone Burnetteのプロデュース。Bukka Allenがいつのまにか加わっていた。
    2. BoDeansというと、フォーク寄りのルーツ感覚と、ちょっとトリッキーなロックンロールと、たとえばU2みたいな80年代的な感覚のギターロックを、1枚のアルバムにごちゃごちゃと詰め込んだ、悪く言えばあまりプロデュースされてない印象。だけど楽曲がよくて、妙に記憶に残るのデス。
    3. 1曲目の、いかにも、T-Bone Burnettとか、Ry Cooderみたいな過剰な先進めいた(というか90年代英国的な)ダークなルーツロックの雰囲気に身が硬くなるが、そのあとは、びっくりするぐらいやわらかい表情の、カントリーまで風味に入ったジャングリーポップを中心に、かつてを彷彿とさせるロックンロール/ヒルビリーなど混ぜて。
      1. やわらかさは、声(前にまして良くなってる)に加えて、Bukka Allenのアコーディオンの力も大きい。
    4. 1回目に聴いたときは、あーBoDeansもこうなってしまったかー、がくり。Silosくらい骨があるのを想定してたんだがなー…とか思いましたが、いやいや非常に凝った作りのサウンドで、それは装飾やアレンジがどーのということより、シンプルに、ここにはこの音しかありえんでしょ、という具合のぴったりさ。しかも、よく出来た録音、という印象を超えるだけの楽曲の力がある。完璧。褒めすぎ。
    5. まあ、昔からしあわせな感じの音楽、だったな、そういや。そういう意味では変わりなし、か。

Still

Still