えーと

  1. 所謂とか典型的な「Altカントリーサウンド」という記述をみるたびに、それはたとえば、Bloodshotの5周年コンピの2枚組41曲のうちどれなの?という質問をペアでどぞ。
    1. それはつまり、あーこのひとにとってAltカントリーはこういう音ね、というリトマス試験紙。または、そんなもんないよ、という嫌味たらしい指摘。
  2. コメント欄読んで、思ったことをまた書く。これはここ数年は考えているとこで、でも、まだじぇんじぇんまとまんないのです。理由は聴いてる量に由来するんで、あと10年もしたらなんか出るかな。
    1. まあ、つまり、Altカントリーというのは、サウンドの実体はない、ということを言いたいわけで、くだんのコンピを聴いただけでも、ありとあらゆるものが詰まっているわけです。
      1. 実体がないけど、あれはすばらしいものであったよ、という気持ちはありますよ、もちろん。
    2. さて、カントリーという実体も、現代では怪しい。60年代以降で考えても、ナッシュヴィルメジャーとアウトローという図式は、70年代後半にはすでにあいまいになって、それらを聴いてきたひとたちが、いまやるカントリーって、もう3段がさね(4段か?)くらいになってるわけで、カントリー風というのは、いつのカントリー風か、という条件がなければ、あまりに茫漠としている。カントリー風とリスナーが思っている、そのカントリーはなにか。
      1. というか、自分は、自分のカントリーはなにか、をまず考えてから、その先を考える。で、始まりが悪かった。Kristfferson(ミクスチャ)とJoe Ely(国境寄り影響大)だもんね。これははしっこから始めた悪い例、か。でも育ちはなかなか変えられません。
        1. と、ふと、はしっこ以外から始めたことないな、という自分の育ちの悪さ(?)に思い至る。駄目駄目デス。

Down to the Promised Land-5 Ye

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