Chris Allenちゃんのかげおくり

ホッテントリメーカー使ってみたかったので、分けてみた。

  1. オハイオの元RosaveltなChris Allenのソロ新作「Things Unbroken」を聴く。あージャケ忘れたんで、パーソネルとか、いまわかんね。けど、今日聴くと決めてた。
    1. 前作がMitch Easterで、今作がDon Dixonプロデュースということで、まあいまどき奇特だと思いますが、サウンドがこれまた、プロデューサに合わせて、喜喜として(妄想)、変化してるあたり、リスナーの成れの果て、という現代的なポップ領域のミュージシャンのアティチュードを感じる。
    2. Don Dixonのプロデュースでの本領は、インディーなのにメジャーな(それこそMOR的な)スケール感と「ローカルなバンドっていいですねぇ」感覚だと思ってる。前者は、80年代ならともかく、現在ではほとんど意味ないけど。
    3. どポップなわけは当然なく、メロディのいじり方、シンプルだが仕掛けが豊富な様子(ベースの動きとメロディの関係、それとドラムの音色は、もう歴史的なものですね)とか、破顔一笑。まあ、趣味なひと向けですが。
      1. で[11][12]か。こいつはほんとに趣味だけで音楽やってるんだろうなぁ。曲ができたからいれたってもんでもないだろうから、ここにはなにか思いがある、と注意を向けておきたい。
    4. アマゾンのカタログどころか、Allmusic.comにすらエントリがないというあたりに、現在の米国最強はカントリーをベースにしたより深みのあるルーツ音楽で、こんなポップはすでに絶滅危惧種という(語義矛盾)気持ちを強くするんだけどね。
    5. いまそこにない、リアル。これも普遍なもの、なんでしょうかね(少なくとも自分には)。