いちにち

  1. 日曜は、映画など観る。ほんとは、イノタケ展にもいったんだが、午後すぐですでに当日券なし。連れのひとと速攻で協議して、新宿で予定の「ミスト」を観る。予想はしていたが、絶望する。家族持ちや(いや家族を持たないひとなどごく少数か)、かつて仕事の上で酷い組織などを見てきたひとには、きつ過ぎる。または自分はひ弱すぎる。こういうときに誰かと観にいくのはよいことだ。以前には「宇宙戦争」で、別な連れのひとに「スピールバーグ死ね」とか半泣きで散々当り散らしたことがあったな。だらだらと食事などして、「マジックアワー」で救われる。キャストが素晴らしい。ベルグでビール一杯など飲んで、二人で褒めちぎり、家に帰る。
  2. 「今日はうまく過ごせたな」ホクホクと家に戻り、秋葉原の事件を携帯でニュースを見て知り、以来いままで欝に取り囲まれて、どうしようもなくなる。オフィスへも出かけず(現場と近いのだ)、TVは消して、ネット上の情報も受け付けない。
    1. でも仕事はしないとね。自分が働かないと、困るひとたちがいる。
  3. 手持ちのCalifoneを、なぜかとめどなく流す。ラーガ的な音響の部分に入れ込む前に、この音楽(フォークだと思う)がもつ、歌の部分を反芻する。