Tokyo Conflux 2日目

東京コンフラックス2日目、新宿ピットイン The Thing With Ken Vandermark 2Daysの初日にいきました。自分記憶用。でもすでにあやふや。
昨日、1日目の公園通りクラッシックスの公演で、おまけセットとしてフィーチャーされたVandermark(ts,cla)(これが日本初ステージということでよいでしょうか)と、Mats Gustafsson(bs,as)/Ingebrigt Haker Flaten(b)/Paal Nilssen-Love(ds)のThe Thing。このメンバーでのシカゴのライヴ録音が今年リリースされていて、来日直前のステージの模様がもうYouTubeにアップされているという人気具合(なのか)。
20時ちょっとすぎに最初のセットが開始。左奥にドラム、中央にアンプのそばにベースが立ち、右にフロント2本が並び、奥がMats(bs)で手前がVandermark(ts)。
おさらいすると、パワー全開なフリージャズの中で、ハードバップ/R&B的なリフがVandermarkから立ち上がり、それがバンド全体に伝播するように急速にタイトに、まるで偶然のように(もちろん決めごとはあると思う)、リズムが提示され壮絶なキメが現れる。その直後に、フロントがさらに暴発していく。そういう感じ。こんなのがリアルタイムで目の前で起こっていれば、それはオーディエンス、持ってかれるよね。
これらがアイコンタクトもなく、音だけで提示されているのも興味深い。リズム隊の力もでかい。
1時間ほどで、最初のセットが終わって、会場を見渡すと、立ち見含めて80人くらい?ジムオルークいるな。同席した知人によると、ブロッツマンもいたがバックステージに消えた、とのことで、ははーん。
21時半すぎに、2ndセット。期待通りに予定にない、Peter Brotzmannも追加したクインテットで登場。左手前にBrotzmannで最初はクラリネット。以後アルト、ソプラノと持ちかえる(テナーあったかどうか記憶が…)テナー、ソプラノと持ちかえる(うーん、やっぱりテナーだったような気が…)。後半は、レギュラーではないBrotzmannがいたせいか、各人のソロ回しが多くフィーチャーされていたと思う。音量が1stセットの3割増しとなっておりましたように思う。
45分程度で終わったが、アンコールに答え、静かな曲。構造もジャズ的にソロをまわしあう。Vandermarkはクラリネット。このソロが(も)よかった。Free Fallに今嵌ってる自分には、こういうのももっと観たい。水曜日のクラッシックスの公演4日目でみれるかもしれない(オルーク入りのセットあたり)。
最後にMCから「Happy Birthday」と声をかけられたVandermark。64年生まれで自分と同じ44歳です。今日もピットインで同じセットだが、MCはまたハプニングあるよーと思わせぶり。期待。

とにかく、Vandermark観た、満足、という実感。今日も明日も観ますよ。