今日のいちまい

90年代初頭のLast Roundupの同僚、フォークシンガーのAngel Dean(Victoria Williamsの1枚目にちょろっと。あとDiesel Only周辺のZephyrsにもいました)とSue Garnerのデュオ作「Pot Liquor」04年。リリースは、おなじみのNYのDiesel Onlyです。
ふたりのアコースティックギターとかけあいのヴォーカル、他にベースと若干のエレクトリックギター他による、シンプルでアーシーなフォークサウンド
12曲中9曲は、Deanと夫の作家Jonathan Thomas(知らん)の作で、2曲をGarnerとThomas、残りの1曲はMichael Hurleyの地味めなアルバム*1から。
プロデュースはJD FosterとGarnerで、Fosterはベースも担当し、他には、Garnerの夫の元Run OnのRick Brown(ds, electronics)、Jeremy Hogg(slide-g)とClare Mactaggart(vln)というPJ HerveyやJohn Parish方面、NYのJohn Zornまわりの前衛ジャズ系なTed Reichman(acc,org)とDoug Wieselman(bass harmonica,bass clarinet,g)。地味です。Thanks ToのなかにPorter Wagonerの名前がありますね。
地味だし、リヴァイヴァル系統のサウンドなんで、触手はいまひとつなはずですが、物語調の曲に妙に惹かれるところがある。

Pot Liquor

Pot Liquor

*1:CD再発なし。当然持ってなし。それにしてもMichael Hurleyの80年代以前の録音はすっごく入手困難なんで、なんとかして欲しい。60年代はともかく、80年代のももう10年は再発ないような