今日のいちまい
今は亡きホボーケンのCoyoteのレーベルコンピ「Luxuary Condos, Coming To Your Neighborhood Soon」85年。名前並べても誰もわからんだろうが、記録のために。
- The Wygals「Sleep With Angels」
- Gene Holderプロデュース(ギターも)の女声ヴォーカルの、80年代初頭的なキラキラギターとドラマティックなメロディ。この曲しか知らないけど、ほんとかっこいいんだよね。
- Rage To Live「Enough Is Never Enough」
- いかにも80年代なドラムとEd Tomneyのキラキラなギターアルペジオに弱いヴォーカル。ホボーケンサークルでは、当時dB'sクラスの扱い(だったよね)。
- Trigger and The Thrill Kings「Devil's Train」
- 無名な、女声ヴォーカルを中心にした、カウパンク寄りなサウンド。下手だなぁ。好きだなぁ。
- Scruffy The Cat「Big Fat Monkey's Hat」
- Last Roundup「Just A Little Is Enough」
- 解説はいらないでしょう。このときはAmy RigbyとAngel Deanがフロントの、ルーズなカントリーロック。
- Yo La Tengo「Private Doberman」
- フォークロックな、まだDave Schrammのギターが主体だった頃のヨラテン。というか、「Ride The Tiger」が出る前ですね。Schrammのギターはここでも輝いています。
- The Trypes「A Plan Revised」
- Feeliesの連中にJohn BaumgartnerとBrenda Sauter(のちにFeelies参加)というメンバー。Feelies的なミニマルとドローンなギターアンサンブルの上でのフォークサウンド。
- Mr. Bonus「Elvis, What Happened?」
- dB'sのPeter Holsappleの変名での、アコギ弾き語りカントリーフォーク。
- Gut bank「Dreamland」
- Deep Six「Stay Right Here」
- Kilkenny Cats「Nightfall」
- ドキュメンタリー「Ahtens GA」組のアセンズのKilkenny Catsもいまでは、だれも知らない。リフがかっこいいギターロックです。
- Myra Holder「John Calvin」
- Gene Holder夫人Myraの傑作(そして唯一だった)アルバムからの名曲。印象的なリードギターはGene Holder。このアルバムは入手できたらするべき、ホボーケンポップの隠れた宝です。
- Syd Straw「Listening To Elvis」
- この盤以外では発表されていないSyd StrawのGolden Palominosでのデビュー前の録音。バックはDel Lords関連の、洗練されたロックンロール。ドラムはSmithereens/CrackerのFrank Furaro。
- The Jacks「Ask For Jill - 3D」
- db'sのChris StameyとMatthew Sweet(ちょろっとDon Dixon)が、dB's曲を、カットアップなど多用して(そこが3Dなわけです)マニアックな仕上がりで。
- Raunch Hands「Never Comin' Home」
- アップテンポなロカビリーからカントリーな風味もあるガレージパンクで、80年代のインディーなこの領域の音楽では、大変重要(と思ってたけど、これも名前きかなくなったなぁ)なグループRaunch Hands。ジャケは捨てたくなるほどひどいですけどね。近年に初期2枚のカップリングでCD化されたんだけど、これが、いまではまったく見ない。あんとき買っておけば、といつものパターンです。
というか、このコンピはCD化されてません。ごめんなさい。