今日のいちまい
Julian KosterがMusic Tapesの新作を作ってる、というニュースをMergeのサイトでみたときの高揚感は、伝えるのが難しい。その「Music Tapes for Clouds and Tornadoes」。
激しく聴き手を選ぶ、激烈なロウファイ録音で、重ねられた制御しきれてないようなふわふわしたミュージカルソウ、強烈に寂しいバンジョーと、手慰みのようなピアノやアコーディオン、多重録音のコーラス、田舎のフォークシンガーのフィールド録音のようなヴォーカル。ドラマティックなメロディ。
この無造作なそれぞれの音の定位バランスが、幾人ものKosterが戯れに演奏している、彼の居間に迷い込んだみたい。
棚は、フォークのラベルに入れるのが、よいかと思う。
Music Tapes for Clouds & Tornadoes
- アーティスト: Music Tapes
- 出版社/メーカー: Merge Records
- 発売日: 2008/08/19
- メディア: CD
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