今日のいちまい

Mouse On Marsのホーム、ケルンのSonigからリリースをしているVert a.k.a. Adam Butlerが、06年のイタリアのフリージャズフェスの演奏を、原型がよくわからないほどにエレクトロニカにリミックスした「New Thing At Novara」。ディスクには2007年とあるが、レーベルいくと(MoMの新しいTシャツ欲しい、が我慢)2008年とあるので、今年作ということでよいですかね。
原型がなんとなくわかるのは、Galia VranesevicとFedor Ruskuc(ぜんぜん知らない)の「Monk's Thing」くらい(というかどフリーなのもあるので原型もまたぐしゃりとした質感なのでしょう)。原型は、Matthew ShippやGuilermo E Brown、David S Ware、Stan Tracy、Lous MoholoやWSQとか。それも2曲混合とか当たり前で。

New Thing at Novara

New Thing at Novara

近作で、スタイルが変化していることを受けて、これもわりとリズムオリエンテッドな感じの仕上がりではある。もっとも音色ということでは、相変わらずで、同じループでまるまる1曲やるとかないような様子。Curtis Mayfieldネタの侘しさは、仕事の一段落感をさらにアップです。