JBL13週(というか田臥)

なんとか超多忙から抜け出て小休止。昨晩は中二バスケ部次男と、代々木第二体育館へ。トヨタ自動車アルバルクリンク栃木ブレックスの試合を観戦です。

試合はなんとかかわしたが、加藤さんは更迭されたようだけど、まあ栃木はいいチームだこと。ディフェンスがすばらしい。竹田、いい選手になったなぁ。なんでそこいるん?とかいう脅威。伊藤がまたよく動くし、東芝時代とは別人のようだ。田中もいい仕事してるね。全員、アップテンポなチームによくマッチしているうえに、(外国人はともかく伊藤も含めて)視野が広い。あとは正確さ、か。TOにそこらへん出てますかね。

伊藤のオフェンス時のポジションどりで、もうぎりぎりだけど、あの全然関係ない岡田が押し込まれて、なんの役にもたたない場所に追い出されてる様子とか(いや、むしろ岡田に問題あるかもしれん)。川村の熱さというのも、観客は喜ぶだろうねぇ。結果もでてるし。

そして、田臥。おかげで立ち見もでる超満員でした。どっちのホームだよ、という感じの声援もな。まあJBL素人が大半らしくて試合開始30分前くらいにひとがわらわらと代々木第二に向かうのは、なんか新鮮だ。で、そのプレイだけど、いやぁすごいね。余裕がある。
例えば、オフェンス時のゴール下で、ペネトレイトしながら、いっしょについてるディフェンスの向こうにいる味方へのパスとか、マジックよ。ディフェンスのおなかにでかい穴が開いてるんじゃないかというような瞬間が何度もあった。
あと、あの油断ならないスティール。
例えば、正中(トヨタのガード)がボールもってゴールに速攻気味に全力で走ってると。田臥が並走で全力で走ってついてるわけですね。で、ゴール間近もう振り切ったという感じで、ランニングシュートにはいったはいろうとしたその刹那、ポンと下からボールをはじいて奪おうとする(結果はアウトウブバウンズ)。たぶんファウル覚悟とかの感じじゃなく、余裕でそういうことしてたな。宮田なんかボロクソ負けてた。
よく五十嵐が速いとかいいますが、それは直線の疾走の話。田臥の速さというのは、ボールハンドリングというか、その周囲での所作の速さ、正確さなんです。これはぜひ目をこらして見てください。

勝ったけど、トヨタはもう必死だな。それが勝利につながったともいえるけど。拓馬と古田のプレイからそれがよく見えた。ありがとうございました。西堂はもうちょっと正確さと、視野の広さを得ないと、このレベルでは戦えないと思う。がんがれ。
http://www.jbl.or.jp/gamerecord/boxscore/?gno=2008121801

で、今日もいきますよ。