全日本総合

総評は控えまして、ぽろぽろと感想など。

トヨタ、勝つべきだった。あの後半のアイシンの浮き足立ち方は、ちょっと見たことない。序盤から岡田を柏木にびったりマッチアップさせると、たちまちカリカリくるのは、変わらず>柏木。最後あそこまでシナリオ作っていてフィニッシュができなかったのは、正直悔しい。アイシンはほんと勝ったとは思えないだろう。網野が調子よかったのは、誤算のひとつ。
でも、この試合が、今年の全日本総合のベストファイトでしょう(青学とレラというのも捨てがたい)。

で、テレビで男子決勝見ました。女子は、点差離れたとこでみるための集中力が切れた(インターバルのアジアU-18優勝のトピック紹介はよかった)。

すさまじいディフェンス戦といえばいいんだろうけど、正直両チームともグダグダで、解説も大変だな、という感想。とりあえず、桜木にディフェンスで対抗できる選手がいないのは、日立はほんとに苦しい。ハニーカットかオバノンでもいればよかったけど。で、ダブルチームでいけば、インサイドアウト。何回これをやられたことか。
日立がカットインすれば、ビッグマン3人で囲んで、外に出せなくしてターンオーバー。これも何回やられたことか。ボール止めたらいかんのよ。
で、これらはすくなくともアイシンについて3年前から変わってないのよ。また時間がとめらちゃうって大げさですかね。徹底してトランジションが、トヨタの回答だと思うけど、思うツボに嵌ってはいかんです。
柏木を気持ちよくさせることと、桜木のポストアップとリバウンドをしたい放題にさせないこと。このふたつについて解決する方法を用意できるか、がアイシンに対抗する鍵だと思うです。

でと。インターバルでの男子強化の状況みたいなフリップ使った説明、よかったね。男子代表強化部長でもある協会理事倉石の説明するフリップには、部活をボトムとしてトップリーグを頂点とする三角形と、その右の各世代エンデバーの階層、で、トップリーグの左に吹き出しという扱いだけどbjリーグの記述があるのは、画期的といわないと。
そのあとの、若い世代のピックアップでは、正中を大きくとりあげててうれしす。岡田も。この部分は永久保存で。

なんか大会通じての動員数(3万人)は、新記録とか。しかし準決勝以後、意外と点差がついた試合が目立ったのがちょっと残念な感じがする、オールジャパンでした。