FIBA ABA優勝のイランHCによる中国チームへの苦言

ABA男子は、予想どおり日本は決勝トーナメントにも残れず、いままでで最低順位となりましたが、まあ、徳島のときに、自分が書いた感じのとおりですね。竹内譲は、思った事をちゃんとブログに書くといいと思います。というか、新HCは小野さんかよ。小野さんは日立HCを辞めるわけじゃないんだろ。またやりなおしか。何回目ですか?

さて、で、優勝はなんとイランなのですが(決勝で中国に大差をつけた)、中国で開催された大会なだけに、中国メディアのなんというか、あれがあったもんで、記者会見で中国代表チームについて、HCが正論バキバキの苦言をノリノリで呈したようです。
月バスのサイトのブログで、さらに記者からみた運営面での問題点の総括も含めて、面白かったので、ちょっと飲尿

中国メディアが試合のことよりも「ヤオ・ミンのことはどう思うか?」「イランにはハッダディ、今の中国代表には3人のNBA経験者がいるが彼らをどう見ているか?」など、中国のスター選手および中国のことばかり質問するものだから、キレてしまったのだ。

マティッチHCの言う通り、今大会の中国はワン・ジジとイ・ジャンリャンといった、インサイドのスター選手を頼りすぎた結果になった。故障によってヤオ・ミンを欠いたことを差し引いたとしても、中国人HCに変わった今年は、チーム作りがあまりにも無策すぎた。

これまでの中国はアジアの中で抜群の人材を抱えて、ダントツの強さで勝ってきた。「我々の国〜」と誇らしげに押し切るやり方でも通用した。しかし、北京五輪でベスト8となり、さらに世界のトップクラスを目指すとなれば、もはやこれまでのやり方だけでは、バスケットボールも、国際大会の運営も、世界的には通用しない。そしてイランのように世界を知るコーチが就任した国にも敗れた。中国がアジアの中で鼻高々と君臨する時代は終わったのだ。

http://www.basketball-zine.com/bb/archives/2009/08/fiba2009_2.php
http://www.basketball-zine.com/bb/archives/2009/08/fiba2009_3.php

最後のイランHCの以下の言葉は、そのまんま日本の指導部にもどぞ。

結果を残した国は何かしら投資をしている。努力をしたからこそ、ここまでの結果が残せた。投資と努力によってのみ、結果が得られる