今日きたいちまい

で、Paul Burch。ドラムは、本人とナッシュヴィルのMarty Lynds(Last Train Homeはコンピで聴いただけだなぁ←Martinと間違えたorz。このひとって、最近Marahにいるひと?)。よい。よすぎる。[4]のエレピや[6]のハモンドのセンスなんか泣ける。Jen Gundermanえらい。
録音も自分でやってる。これ、本人の声が最大の魅力なんだけど、この声とバックのバランスが絶妙すぎで泣ける。高音が押し込まれたような、ややぼけたような焦点がバックのサウンドにあり、50年代的というかなんというか、ボーカルとあたかも狭い部屋の壁のほうにあるような、いい距離感が出てる、まあるい、いい音響だ。なんかソロで出てきた頃の音に戻ってるような気持ちがあります。
サウンドの全体のイメージは、例によってミクスチャですね。そこに[7]みたいな、バラードじゃないのに、このしっとりとした説得力。このメロディのベンド具合、外郭はBeatlesですね。

絶賛、ということでよいかと思います。いや、大絶賛、ということで。

Still Your Man (Dig)

Still Your Man (Dig)

で、これをリリースしたRamseur Recordsっていいなぁ、とカタログをみて思い始めました。やばい。金はない。きっぱり。