10時間以上と大睡眠をとれた。これで起床が12時過ぎだと脱力しきりだったかもしれないが、8時前に目がさめた。家族はでかけた。
朝からTVをつけっぱなしで、羽田健の音楽番組をみてると(別に習慣じゃない)、童謡特集。童謡をオケと声楽家で、という趣向。別にここで流れた音楽については、特になし、に丸をつけておわりなんだが、ずっと探している音源への思いが。
小学校のときに聴いていた音源を探している。
昨年そのうちのひとつは探し当てることができました。小4くらいだと思うけど、親にベートーヴェンの「トルコ行進曲」のレコードが欲しいとねだって、子供向けの行進曲をオーケストラでやってる演奏をコンパイルした盤をもらった。プロコフィエフの「3つのオレンジへの恋」とか、「ラデツキー行進曲」とか初めてこれで聴いたんだけど、はじめて擦り切れるまで、って勢いではまったのが、グレンジャー「子供の行進曲」。自分はブラスバンドとかやったりした経験がまったくないので、グレンジャーがその方面じゃ有名な作曲家だとか知らんかったのです。近年のテルミンのブームで、前衛音楽家としての彼はいろいろ知ることになりましたが、それが探しつづけたグレンジャーと同一人物とはまったく。ネットでいろいろ探しましたが、ブラスバンドの演奏は多いのですが、オケだとなかなかなく。やっと「丘を越えて」という曲と同一であるな、とかわかってきました。
そしてやっと昨年探し当てたのが、フレデリック・フェネル指揮のイーストマン・ロチェスター・ポップス・オーケストラの59年録音のMercury盤でした。記憶とぴったりあったときのあの気持ちは、思わず「ただいま」とつぶやいてしまったほどです(うそ)。

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で、探しているもうひとつの音源は、もう音しか記憶にない、日本の童謡を集めたもの。たぶん、自分が幼少の頃、昭和40年代前半に親が買ったと思われるそれは、子供の合唱(朗々というよりキンキンして貧乏くさい)とチンドン屋のような小編成の安いオケ。アマゾンでチェックした中ではこれの録音とかぶるかなーという気はしてるが、試聴できないので不安が残る。
「からすの赤ちゃん」こどものうた3?懐かしい歌(童謡・唱歌)1
迷う。ジャケも地雷な気がする…