Superchunk「When We Were 10:Live at the Cat's Cradle 1999」を聴きながら、ラムに浸る。ファン向けの録音。89年からのファンだとして、まだ15年か。あはは、結婚したころじゃん。雑誌やマンガもそうだけど、音楽もおつきあい(「つきあってください」ってほうの)だなと思う。15年ありがとう>スーパーチャンク。そしてこれからも。

毎晩、演奏されてる音楽たちが、少しでも録音されてますように。出せるお金は出しますから。聴ける機会があったら聴かせて下さい。ピナコテカの佐藤さん「わたしのかわいいレコードたち」云々。JOJO広重「ほっておけばなくなってしまう」云々。

とにかくたくさん聴いて。憶えておくこと。すきすきスウィッチは「忘れてもいいよ」いったけど「憶えていてね」ともいったの憶えてる?もし文明になにかトラブルがあって電気がなくなっても聴けるように。スティーヴ・アルビニが、ヴィニールに拘る理由にそれを第一にあげてたな。電気がなければCDは聴けない。無人島にCDは持っていけないん、デスよ。

100年たってCD-DAって規格が残ってるかな。もうCDでしか出てない音源もたくさんあるのに。とにかく憶えること。レコード会社の連中も記憶には文句はいわないだろう。でも、レコード会社とオーディオメーカーに騙されてる気が少ししてる。

でも大丈夫。ミュージシャンがいるさ。だからミュージシャンにはご飯と尊敬を。もしいなかったら。いなくても曲を憶えていれば、歌うことも棒切れでリズムを取ることもできる。だから、音楽を作ったひとたちにご飯と尊敬を。

でもそのときは、ジャズって終わりだね。ジャズってそういう音楽。ジャズ・ミュージシャンがいなくなったらなくなる音楽。