Lee Konitz「Sound Of Surprise」00年BMGを聴いてる。レコ屋でふと見つけた録音で、コニッツ対、マーク・ジョンソン(b)、ジョーイ・バロン(ds)って興味深々じゃないですか。そうでもないですか、すみません。あと、トリスターノ派閥なテッド・ブラウン翁(ts)とアバクロ(g)。
全員のセッション1曲を除いてコニッツ作なんですが、かけてみていきなりルーズなクールサウンド(へ?)で、逆サプライズ、デス。
アルトと、テナーやギターとの、ストイックなユニゾンや、熱くならないリズムセクション。で、あのイライラするような緻密さより、ぽっかりと抜けてる空間に耳がいくような。スムースに感じるんだけど、ものすごく変だ。ジョーイ・バロンのせいかな。
で、コニッツがどんな音使って、どんなフレーズを出すか、ってとこのフックがやっぱりこのひとです。最後のトリオでの「Subconsciouslee」は3つ巴でまいった。

Sound of Surprise