家族が全員出かけたので、藤井4「アンゲローナ」をスピーカーで流す。4作目。いままで一番、ジャズロック的快感に溢れていると感じられる部分(吉田がわりとストイックなところが良い雰囲気になってるかも)と、ありふれた展開がちょっと不安な部分とある。
器楽的技巧的快感を得るなら、間違いなくこのグループで足りる。どこにも曖昧さや浮遊した要素はなく、ソリッド。だからなんなのよ、ということは、絶対あるんだけど、そういう前提でやってる音楽について、そこをつっこむことは意味はないだろう。

泣きたければ、ほかでやってくれ。
アンゲロ―ナ(Libra204-014)