今日の代々木第二でみかけたのは、輪島。で、ひげぼうぼうではっきりわからなかったんだけど、元トヨタ自動車のセンター三苫がいたんじゃないかな。お子さん連れ。
さて、これからNHK BSで録画を観ますよ。解説は三宅。

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中村OSG総監督のインタビュー「パーキンズについた選手が試合終わっても立っていられる。これが腹立たしい」云々。倒れる勢いでつかないと抑えられないぞ、ということ。

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1Q。どっちも走り回り、攻撃しまくっているんだが、痺れるような持久戦。両チームとしてはえらいロウスコア。3分で両チーム合わせて4得点。点が入らない。ただし、OSGはトヨタのディフェンス、スティールのためだが、トヨタは十分な形なのに単に精度がよくないだけ。打ててる分だけ、トヨタのほうがよい、と思う。
OSGは今日もアウトサイドではなく、ハニーカットのインサイドが主体なのか。これは実は厳しくて、トヨタにファウルが嵩んでくる(スタメンほぼ全員の有様)。そして、そここそが、厳しいディフェンスをするトヨタにとって、最大の弱点なのだ、と思う。
レギュラーシーズンでの勝率がトップだとか、得点がトップだとかは結果にしか過ぎない。トヨタは常にギリギリの戦いをしてきたと思う。その結果をしのいできたのだ。これはアイシンの全盛時や東芝の勝ち方と最も異なる面ではないかと思う。これらのチームは余裕をもった試合というのを最上としていると思うのデス。
しかし、1Qから、トヨタはファウルが多い。自分は審判にはとくになにも言わない主義なの(どちらにいい、というものではない。審判にあわせてプレイするのもバスケの一部だと思う)気にせず応援に専念してた。まあ、OSGも多いんだが。1Qから両チームともチームファウルが5個を超えるんだから…こっちはFT入らないし。
パーキンズ、スティールからダンクで逆転、のあとにOSG応援席を指差して挑発…
一進一退。OSG17-14トヨタで終了。

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2Q。シュートの精度(特にオバ)が上がってきた。このせいで、トヨタの得点が伸び始める。ディフェンスは変わらず。一方、両チームともファウルが多い。
トヨタがリードをキープし始める。10点差をつけるところが、ひとつの焦点だが、OSGはさすがにそれをさせない。
拓馬が3つめのファウル。
2Q残り3分過ぎからの、パーキンズ-斉藤-マイケル-古田-オバの最強(筋肉量)メンバー。斉藤のリバウンドは寒気がします。マイケルいいね。OSG29-38トヨタと9点差で終わる。

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3Q。トヨタのディフェンスは変わらず。ところが拓馬が4つ目のファウル。しかしベンチに下げない。しかも、積極的にいく。拓馬は素晴らしい。さらに3pt。自分は会場で泣けてきましたよ。
トヨタはがんがん攻めて得点差を待望の10点差にのせる。
今日は桜井のディフェンスもよかった。シーズン途中の頃から見るとすごく成長してるよ。
接触プレイのあとカスタスがテクニカル。はっきり言いますが、キャプテンとしていかがなものなのか。昨年は、トヨタもマイケルとオバノンのテクニカルには泣かされたこともあったが、今年はそんなことはない*1。今日勝つつもりなら、それはマイナス以外のなにものでもない。
しかし直後にマイケルも3ファウル。さらに4つ目。トヨタのリズムも悪くなる。
点差は広がるが、正直会場では、どうなることかと気が気ではなかった。ファウルがいつも以上にハイペースで、さらに集中している。
OSG本郷が負傷で下がる。
山田は昨年の冷や飯(代表やAJではよい動きだったんだが)が嘘のような活躍。こんな動ける200cmはなかなかいないよ。
このQでは、OSGはアウトサイドも多くしかける。しかしこれが決まらない。OSG42-59トヨタ

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4Q。パーキンズが負傷で下がる。しかし、このファイナルは棟方さまさま、だと思う。ほんとに今期引退ですか。寂しい。
OSGのアウトサイドが決まらない。
拓馬へのハニーカットのラリアット。これはテクニカルすれすれだろ。この試合唯一怒った瞬間。しかし4ファウルで、こんなにオフェンスもディフェンスも積極的にいく拓馬には大拍手だ。
しかし、そのあと流れがよどんできて、得点がとまる。OSG追い上げてくるか、と思った時間帯。残り5分あまり。
11点差まで詰まって、難しくなってきた。しかし、そこでとめたのはまたも拓馬だよ。
棟方が3ptを決めて、さらに折茂の身を挺したリカバリ(このファイナルで何回折茂がボールに飛び込んでいったのを観た事か)で、トヨタ側は最高潮に。確かここらへんから、紙テープが配られ始めたと思った。
残り30秒を切り、OSGもあまり厳しくこなくなる。川村の3ptでラストオフェンス。試合終了。OSG66-77トヨタ
2回目の優勝です。

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古田が大泣きで、折茂にすがっているのを観て、こっちも泣けてきた。にこにこしながら。マイケルの奥さん美人だなー。みんないい顔してた。優勝っていいよ、やっぱり。
今日も試合後に、観客席まで選手とヘッドコーチ全員がやってきてくれたよ(前から2列目に座ったのはそれも狙ってた)。選手全員とハイタッチして、握手して、ほんと気持ちよかった。ドロンの大ぼけもよかった。まだ23歳の大学出たばかりの若者なんだ。


今日はもっと酒飲もう。さて、これから、いま録画した試合をまた観ます。

*1:古田と斉藤のフォローが光るとも言えますが。そういう意味でも新戦力はチームに与えた力は大きかった