Elton Dean Quintet「Boundaries」80年

Elton Dean Quintet「Boundaries」80年JAPO/ECMを聴く。当然ジャズロック的なわけはなく、ややJust Us的アクースティックなセットの基本フリージャズです。Dean(saxello,as)/Mark Charig(tp)/Keith Tippett(p,marimba,vo,bottle)/Marcio Mattos(b)/Louis Moholo(ds)。
散漫な雰囲気一発な1曲目のあとの、疾走するドラムとベースの上で、おおらかに展開していく、アフリカ的なものとTippettのピアノが提示するキ教的な感じがごっちゃになっていく、スピリチュアルなフリーの2曲目とかにまず惹かれる。ややモーダルな3曲目はシャープで好印象。(たぶん)フリーなジャム(あるよ)みいたな4曲目はちょっとだれる。5曲目も2曲目と似たアフリカ的なテーマの印象だが、ホーンのいかめしいテーマ吹奏に対して、攻撃的なピアノ。
さて、つまらなくはないが、80年録音ということでは、どうかなぁ。
バウンダリーズ(紙ジャケット仕様)