そういえば、昨日、月バスと、増刊の世界選手権レポート号を買った。770円と980円。
さっそく月バスの世界選手権特集から読む。代表全員の短いコメントに、古田、伊藤、折茂、節政が今後も厳しい強化を期待するようなことをいっている。
折茂のコメントから。

日本がさらなる飛躍を遂げるには、今回のような厳しい強化を続けていくべき。今大会の経験が今後につながっていけば、自分たちが代表に復帰した意味もあると思います。

向川原編集長のコラムは、骨のある意見だった。御用雑誌とか愚かなことをいった記憶があるが、申し訳なかった。コラムのヘッドラインは「だが肝心な開催国・日本だけ、その"世界の輪"から取り残されているような気がしたのだ……」…

(略)
(例の石川専務理事のスペイン戦前の記者会見の発言をうけて)
これはまだ今から最終戦を戦おうとしている選手たちに対して失礼だと思うと同時に、引き合いに出された田臥選手にしてみても困惑する発言だなと、私は感じた。石川専務理事の発言は公式の記者会見ゆえに、その影響は大きい。よって、その内容がファンや関係者から批判を受けることがあっても、それは致し方ないと思う。
(中略)
 この記事を書こうとした直前の9月13日、新ヘッドコーチ発表の記者会見が行われた。だが、その前に世界選手権の総括がどうなされたかの発表をして欲しかった。実際に総括がなされたのかどうかも不明だが、本来はそれがあっての新体制ではないだろうか。その辺りの日本協会としての『プログラム』が見えてこないのだ。それがなければ、世界選手権はPRの少なかったバスケットボールの"過去のビッグイベント"で完結してしまうし、残念ながら、今後30年間も世界から置き去りにされて過ぎて行くだろう。

そして、原稿の〆として紹介されたコーチKのコメントについて、自分もそう思います。鈴木HCが、いや日本協会が、代表選手にも、ファンにも「プログラム」を提示できることを祈ってます。