Todd Snider「The Devil You Know」06年

ナッシュヴィルのベテランSSW、Todd Sniderの昨年作「The Devil You Know」Newdoor/Universal 06年を聴く。
Devil You Know
Snider(g,vo)に常連のWill Kimbourgh(g,vo)/Tommy Womack(g,vo)をはじめとした編成*1
主にダウントゥアースな感覚の、カントリー感覚の音楽。いかにもバンド然とした曲が5曲、それ以外は本人のアコギ弾き語りが中心となった曲が6曲。本人弾き語りが中心でありつつも、脆弱なメランコリーではなく、ゴリっとした楽曲やバンドのリズムや、サウンドのアルタナーティヴな肌触り、なにより本人のガラガラした声が力強く肯定する。いい曲書くなぁ、ほんと。
プロデュースは、本人と、Will Kimbrough/Eric Mcconell。こんなにデッドな録音で、近くに感じられる音楽なのに、ポップで、スケール感もある。これは人柄でしょうか。続けてきた結果ここまできたよ。華もあるし。
SSWとしては、90年代頭のSteve Earleの域に達してる。自分的に。宝物ゲト。

*1:Billy Mercer(b)/Eric Mcconnell(b)/Robert Kearns(b)/Paul Griffith(ds)/David Zollo(p)/Lloyd Green(steel-g)/Molly Thomas(fiddle)/Rebert Kearn(org)/Dave Jaques(b,trb)/Peter Cooper(chorus)/Libby Welbes(chorus)/Melita(chorus)