Kevin Gordon「Cadillac Jack's #1 Son」98年

Gwil Owenと共作することも多いルイジアナ出身のナッシュヴィルのルーツロックなSSW、Kevin Gordonの1枚目「Cadillac Jack's #1 Son」Shanachie 98年を聴く。このひともE-Street BandのGarry Tallentに見出されたクチ。Greg Trooperといい、Tallentの目は確かだ。
Cadillac Jack's #1 Son
カントリーロックから、ロカビリー、コンフントめいたバラード、ホンキートンク、ブルースとショウケースのような楽曲。それがいちいちレベルが高い。声はちょっとAlejandro Escovedoに似てると思ってる。
このデビュー盤からすでにOwenと4曲共作([2][5]のロカビリー、[8]ホンキートンクとフォーキーな佳曲[6])。メンバーには毎度のナッシュヴィル若手勢だが、Bo Ramsey、Steve Allen、Kate Campbell、Danny Federici、Owenの元Thievesの同僚のSSW、Jeff Finlinの名前もみえたりして。プロデュースはGarry Tallent。
ハイライトは、やはりラストのEscovedo的なバラード。こういう曲をやるひとはなぜか信じてしまう。
http://www.kevingordon.net/
こないだ触れたグラミーを受賞したIrma Thomasのアルバムの提供曲(Owenとの共作)は昨年出た3枚目でやっているそう。まだ買ってないなぁ。