Gurf Morlix、横浜公演にいってきた

Gurf Morlixの横浜Thumbs Upの今回の来日公演の最終日にいってきました。
が、あと7時間で仕上げないといけないコードがあって、なにか書く余裕なし。記憶のほうもさっぱりです。すまぬ(以下は、あまり正確どころじゃないと思います)。

19時半すぎに始まり22時まで。で、関東で3連続というのに、パワーが新中野からまったく衰えない。この白髪翁、凄爺。
豪腕といったギタリストぶりに衝撃を受けた新中野からみると、声主体のパフォーマンスのように感じた。
新中野と同様にアコギを持ってひとりで始めるが、出だしから、その声にあっけにとられる。そして、吼えるようなフォーク・トラッド曲に、自分は痺れて「もうこの曲が終わらないで」と馬鹿みたいなことを脳内で大声で叫ぶ。思わず拝む。
ベースが加わり静かな流れ*1から、バンド*2が入ると、カントリー寄りにパワフルに始める。この最初のセットの後半が、自分ハイライト。バンドが達者な上に、主人公と息がぴったりで、呆れる。バンドも拝む。「Wild Thing」とテンポの速い「I Got A Passion」の声とギターに、自分死にそうになる。
2ndセットはのっけからバンド。最初から「Killin' Time In Texas」。続けて、しっとりとした流れが続き、声主体、といった趣き。バンドの音量さらにあがってテンポあげてもさらっとした感じで、さすがに体力が…と気になったところに「I'm Hungry, I'm Cold」を投入して、火がつき、つっぱしり、最後のブルース曲でギター燃焼(比喩デス)。
アンコールでは「Up Against It」。「一番いい曲を最後にとっといた」って、このスロウなサイケデリック・ブルース・チューンをここでやる辺りの鬼気の迫りっぷりというか、ウィアードな手触りが、個人的にはたまりません。
なかなかこないアマゾンの注文を昨日キャンセルしまして、今日は会場で新作と3枚目を買いました。サインもらいました。

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ラムストレートをダブルと、ハイネケンで1700円。あとCD2枚で4000円。

*1:1曲、オープニングアクトの永富マリさんがコーラスで参加

*2:Prince Trust。同席のひとによると元バービーボーイズのベーシストが中心となって編成されたこの公演用のスペシャルバンドらしい。ギタリストも元バービーのひと。最初の1曲だけ、大阪公演のときのサポートバンドのヴォーカルの女性が「いてもらってもいられなくなり」東京にかけつけ、コーラスで入る