Sonny Smith「Fruitvale」06年

アマゾンとかに並んだのは今年ですが、ジャケでは06年とクレジットされている、サンフランシスコのSSW、Sonny Smithのひさびさのちゃんとリリースされた新作。内省的というより、児戯のような緩やかな音楽。
Fruitvale
全曲Smith作なのだが、サウンド面のパートナーはMinus5や元WilcoのLeroy Bachで、全曲アレンジしている。基本ほとんど二人なんですが、シカゴ界隈のひとがぞろぞろ部分参加となっています。Kelly HoganとNora O'ConnorとEdith Frostがコーラスを担当して、Joan Of ArcやFreakwaterでも客演してたGraeme Gibson*1がドラムを叩く[1]。Isotope 217のMattew Lux(b)、Tom Waits周辺のRalph Carney(tp)も参加してる[6]*2
さて、Thanks Toには、Neko Caseと、なんとChuck Prophetの名前がある。むむむ?

ややロウファイにも聴こえるが、完成度は高く、シンプルだが凝った甘いサウンドと、果てしなく頼りなく儚いヴォーカルは、Sparklehorse的とも思える。冬に聴き返してみよう。
http://www.sonnysmith.com/

*1:エンジニアも担当

*2:前作にも参加してたLauri HallってひょっとしたらOvarian Trolleyだったひとだろうか