疎外

で、StricklandとWilliam ParkerとSeamus Blakeでずーっとオフィスで過ごした刹那、Jerry Granelli、というかDavid Tronzoとほか1名のギターのあのブルージーなドローン、静寂と劣情(ブルースだから)の落差に翻弄され、がっしりと捕まれる。
なんで、この録音がぜんぜんだれの話も聴かないのだろう、と訝しく思うも、まあそんなものだ。だれかとつきあうために音楽を聴いているわけでもない。聴かないひとは惜しいとか損してるとすら思わない(真実)。
でも、ひさびさに世間とつながってみるかと(いやそんな意図はない)、Beaver Nelsonで盛り上がってみて、鎌倉くんだりまでいってみたものの、世間はまったく盛り上がってなかった。はは。同席のひとに「あんた、一枚目が出たときに大評判だったっていうけど、それどこの話」という軽い揶揄を向けられていたが、まったくそのとおりだったな。つまり盛り上がっていたのは自分だったと。世間知らず。
そろそろ帰ったほうがよさそうかな。