Kevin Orton「Femme Noir」03年

9月に入ったらとたんにこうで、調子いいったらありゃしない。
今日は、ニューヨークあたり(ひょっとしたら英国なのかもしれない。この人が誰だかよく知らないのです)のフォーク寄りのSSW、Kevin Ortonの「Femme Noir」03年を聴いています。最初の数曲聴いて、その歌声に「ああ、Tim Buckleyだ」という感激。いままでほっていてすみませんでした。
ああ、アマゾンにない…
http://www.kevinorton.com/
アコースティックギターとピアノを中心としたシンプルな編成ですが、中盤はやや英国的な陰のあるロマンティックさと、カントリーフォーク的なざっくりさが交差していて、その歌声とともに、素晴らしく広がりがある。激しさはないが、濃密な録音。素晴らしい。